Nagaregeek - 物欲の化身

『Gadget, Fashion & Life style』をメインに買ってよかったものを紹介します!

Amazon Audible使用レビュー。無料期間の1ヶ月だけで解約した理由。

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こんにちは。ご無沙汰しております。
 
物欲の化身、流木(@Ryuwboku)です。
 
 
年末から仕事が立て込んでいてブログどころじゃありませんでした。
 
あと、自分へのクリスマスプレゼントとして我が家に迎え入れたNintendo Switch。これがいけなかった。
スプラトゥーンが面白すぎて、自由時間をかなり奪われました。
 
なぜ、被害者ぶっているかと言いますと、自己嫌悪に陥りたくないからであります。
 
 
遥か昔、前回の記事で、Kindle Paperwhiteの購入レビューを記事にしてみましたが、実はその時にAmazon Audibleも試していました。
これ、聞きなれない言葉って方も多いと思いますので簡単に。

 

www.ryuboku.online

まだお読みでない方はこちらもぜひ。

 

 
 
Amazon Audibleとは。

Amazonの書籍朗読サービス。
およそ20万冊(2019.2月現在)のラインナップをおそらくプロの朗読者が読み聞かせてくれることにより、本を持つことなく物語の中に飛び込んだり、知識を得られたりするサービスです。
 
1ヶ月間の無料体験が可能でしたので挑戦。
僕の場合、自宅でのPC作業が多いので、仕事しながら小説読めるって素敵!と思い早速手をつけてみました。
結果、僕の使い方にはあまり合わなかったので、参考程度にまとめてみたいと思います。
 

Amazon Audibleの良いところ悪いところ。

 

Amazon Audibleのここが良い。

ながら聴きで読書ができる。
読むわけではないので読書という言葉は不適切な気もしますが。何かしらに手をつけながら本の中に入れます。
特に毎日の通勤時間には最適。
Kindle Paperwhiteの記事で、電車の中でも片手で読めるのが素晴らしいってことを記載しましたが、Amazon Audibleであれば自宅を出て歩きながら物語の世界に飛び込めます。
ウォーキングする時や料理中、入浴中、車の運転中なんて使い方もできますね。
 
読み聞かせなので物語が入ってきやすい。
昔、国語の授業で朗読のテープを聴いたあの感じ。
作中の人物のセリフやシーンに合わせて、しっかりと抑揚をつけて読んでもらえるので、物語の中に入り込みやすいです。
スマホなどの読み上げ機能とは大きく違います。
 
目が疲れない。
当然目を使いませんので、目が疲れません。
就寝前、目を閉じながら本を読んでもらう。子供の頃に絵本を読んでもらったようなリラックス効果にも期待できます。
 
結構便利ですよね。忙しい現代人の合間時間を書籍で埋める良いアイデア。
しかし、残念ながら後述するいけないポイントによって、これらのメリットは半減します。
 

Amazon Audibleのここがいけない。

一度聞き逃すと戻るのが面倒。
目で字を追っていくわけではないので、聞き逃したりすると任意の場所まで戻るのは容易ではありません。ふと気づいた時にはもう手遅れ。何秒前から聞き直せばいいのかなんてわかりませんよね。
 
また、小説やビジネス書を読んでいて、以前のページを参照したいときなんかはもっと難しい。
久しぶりに登場した作中の人物が誰かわからなくなっても、そもそもの登場シーンがどこだかわからない。
ビジネス書の専門用語の解説をもう一度知りたいけど、それはどれくらい前に読んだのかわからない。
 
こうなったらもう、妥協して読み進めるか、少しずつ戻って探すかの2択。意欲はかなり削がれます。
 
時間がかかる。
目で読むのと、読み聞かせとでは、1冊を読み終える時間が大幅に違います。
僕がダウンロードした下町ロケット一冊の所要時間はおよそ9時間。長すぎる。
読むスピードも変えられるのですが、小説にいたっては早く消化することを目的にするのも違いますよね。。
たとえばセリフは1倍速、その他は3倍速なんて方法が取れるのであれば、もう少し使い勝手は良いかもしれません。
 
読み手が一人なので声に違和感がある。
小説を聞いていて、数人の男女で会話するシーン。読んでいるのは一人です。
男性の朗読者であれば、すこし女性を意識した声色を使ってくれるのですが、さほどの違いは生まれません。
今のセリフは主人公なの?友達なの?から母?嫁?それとも娘の声?みたいな。
これは朗読あるあるですよね。
 
場合によっては危険。
歩きながら読書できるのは良いのですが、入り込みすぎるとやはり危険です。
車の運転の最中なんてなおのこと。
ただ、本の方に意識を取られないようにすると、いつの間にか聞き逃してしまい・・・。
 
料金が高い。
月額1500円という高めな利用料で毎月1コインが配布されます。
この1コインで本を一冊無料ダウンロードできるのですが、今の定額配信系サービスの枠に収めると高い。
Kindle Unlimitedであれば月額980円でKindle本が読み放題、Amazon Primeなら400円で動画や音楽といったコンテンツが使い放題。
電子書籍1冊が1000円とすると、サービス使用料が500円です。
オリジナルコンテンツとして読み手の雇用コストが生じるのはわかりますが、ちょっと高すぎるのではと思ってしまいます。
 

結論。

毎月1500円払う価値は見出せませんでした。
個人的な能力差もあるかもしれませんが、僕は本を聴きながらあれこれできるほど器用ではありません。
文章を書く作業中は他の音声なんか聞いていられないですし、家事の最中でも集中した瞬間の所々で聞き逃してしまう。かといって、Amazon Audibleに集中すると手が疎かになってしまい本末転倒。
入浴中はKindle Paperwhiteで事足りますし、歩いている最中は確かに使えるのですが、それだけで月額1500円というコストは高すぎる気がします。
 
そういうことで、月額1500円で一冊の本を聞くくらいなら、月額980円のKindle Unlimitedで沢山の書籍に目を通したほうが絶対良いと思います。
 
と、結構な不満を漏らしてしまいましたが一応、1ヶ月間は無料で使えます。
期間中に解約してしまえばお金は一切かかりませんので(僕は不安だったので29日間で解約しました。)気になった方は試してみてはいかがでしょうか。
 
 
人によってはかなり便利なサービスになると思いますし、もし良い使い方があれば教えて頂きたいです。
 

最後に。Amazonさんへの要望。

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その他、Kindle書籍との連携が取れれば個人的には価値ありだと思います。
Kindle Paperwhiteで読んでいる書籍を、出勤時には音声で読み聞かせてもらい、聞き逃したら端末の方で参照して戻る。
本を読んでいて続きが気になるけど出かけなきゃとか、家事やらなきゃみたいな時に聞けるようになるのは大きなメリットのように感じます。
 
そういった「読む」と「聞く」の両方が使えるサービスになったら、再度契約したいですね。
 
まぁ、この意見がAmazonさんに届くとは到底思えないのですが・・・。
 
 
それでは今日はこの辺りで。
 
 
全然更新してないくせに、偉そうなことを言わせて頂きます。
 
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