【買い物と投資は同じ】買い物依存者が考える、失敗しない買い物方法【買い物による節約を】
こんにちは。
流木(@ryuwboku)です。
今日は買い物依存症の僕が考える「後悔のない買い物」について記事にして見たいと思います。
やはり、人より買い物をする機会の多い自分。
だからこそ、買わなきゃ良かったなんて思うことは抑えたい。できれば買って良かったと思い続けたい。
せっかく稼いだお金なのだから、大切に使いたいのは人と同じなのです。
モノ消費からコト消費にシフトしている日本。
でもそれって買い物を安くすませて、浮いたお金で食事に行くってのはちょっと違う気がする。
いかに無駄にならない買い物をするか。ここが大切なところなんじゃないかと。
最近の「安くて良い」という風潮が苦手で、少し思うことがあったので、僕なりに気を使っている買い物のメソッドを記載してみたいと思います。
流木的買い方考察
買い物は投資と同じように考えるべし
投資って怖いですよね。新たな利益を生むために自分の資産を賭ける。
額が大きくなれば大きくなるほどリスクは膨らみ慎重になるはずです。
そして、少額であれど長い期間で積もった回数を見れば並々ならぬ金額になります。
買い物も投資と同じことです。
物を買って利益を得る。
ここで言う利益とは、例えば美味しい楽しいといった感情、利便性など様々な事柄を指すわけですが、その利益が対価に見合っているのかよく見極めて欲しい。その金額で他に何が得られるのかを考えてほしい。
投資では、おそらく適当に「なんかいいな。買っとこ。」みたいな買い方はしないはず。リスクと利回りを対比させて優良なものをチョイスしますよね。
年間で何度も発生する「物を買う」というシーンだから、一回一回を良く考えるべきだと僕は考えます。
ある日のこと、友人がコンビニで150円のジュースを手に取り「高いな。」と一言。彼はそれを陳列棚に戻し、70円の紙パックのジュースをレジへ持っていきました。
はたから見れば、たかがそんな金額。「ケチ」の一言で一蹴されるのですが、僕はその瞬間に妙な感動を得ました。
確かにこの瞬間、喉の渇きを潤す一瞬の快感のことだけを考えると、150円という金額は対価としてマッチしていないという考えもできるんだなぁと。
それからは夕食の買い出しに行くときも、カフェを利用するときも、そこで発生する金額で、他に何を得られるかということを考えるようになりました。
あなたが今、手に取って悩んでいるその商品が与えてくるものは、
本当にその価格に見合っていますか?その金額を失ってでも手に入れたいものですか?
リセール価格を知る
リセール価格とは不要になった場合に売却できる金額です。
もちろんどれだけの期間を使用して、どれだけ価格が落ちるかというのは予想にすぎないのですが、それでも予めリサーチすることは無駄ではないと思います。
例えば腕時計の金字塔ロレックス。高級時計として一番に名前が上がるほどのネームバリューと価格。簡単に買えたものではありません。
しかしこのロレックス、リセール価格が非常に高いのです。
人気の高級時計は売値の70〜90%で買取をしてもらえるのが相場。
直営店で買った人気のモデルなんかは新品購入時より高値の売却が可能ですし、廃盤になった品番なんかも定価より高騰するのが当たり前。
もちろんそのモデルの人気に依存するのですが、裏を返せば一番お財布に優しい時計なんですよね。
車もバイクも家電も服も、今や不要になったら売るのが当たり前の時代。
購入価格 ー 売却価格 = 使用価格
ですので、売ったときに凡そいくらくらいになるのか調べ、実質自分が負担するべき金額がいくらになるのか考えることをおすすめします。
電化製品は想定使用年数と使用コストで試算を
長年の使用が前提の電化製品。
洗濯機や冷蔵庫、エアコン、テレビと使用年数が10年単位のものが大半かと。
長年使うからこそ販売価格ではなく使用コストで考えるのが吉です。
今年の春に引越しで洗濯機を買い替えましたが、価格の振り幅はとても大きい。
僕の購入条件で絞った中でも8〜20万と大きな開きがありました。
高いモデルでは洗濯から乾燥まで使用した場合の電気代が一回で約15円。安いモデルでは一回で50円。
僕の使用環境で比較したときに年間使用コストに8000円もの開きが。つまり10年使用時の差額は8万円。もちろん、機能性は高級モデルのほうが圧倒的に上。
結果、SHARPさんの18万円という、条件内でもトップクラスに高価なモデルを購入しましたが、買い替え前と比べると電気代、利便性には雲泥の差がありとても満足しております。
一般家庭の洗濯量であれば、電気代にもっと差が生まれるでしょう。
省エネに磨きがかかっている現代の家電市場。
一見高いフラッグシップモデルでも長い目でみると実は安いということが多々ありますので、良く計算してみることをおすすめします。数年後を考えると一番良いものが一番お得な場合も。
セール価格に踊らされない
半額や期間限定といったセール品は本当に人を盲目にさせます。
急がなきゃ売り切れる、今買えばお得と一種のパニックに陥って購入しがちなセールですが、一度冷静になって考えてみてほしい。
安くなったとて、その金額は対価として見合っているのか?
セール品になるということはセールになるべき理由があるのではないのか?
そもそも本当に必要なのか?
もちろん、本来の価格に比べてお買い得なのは間違いないのだけれど、それは本来必要なものだからこそ。必要がないのであればそもそもが損失でしかないのです。
全品セールでもプロパーで売れる物は裏に隠し除外にしてしまうのが世の中のビジネス。良いセールというものを見極め、セールという半ば脅迫概念のような売り方に負けないように。
レビューを熟読する。
買い物をするに至って使用レビューを見るのは当たり前の時代。
Amazonや価格.comをはじめに様々な使用感想を閲覧できますが☆の数だけに踊らされちゃいけません。
使用環境や使用年数、レビュアーの経験値にもかなり左右されます。
比較もせずに購入に、使用期間1日で☆5をつける人もいれば使用期間1年で☆3をつける方もいます。Amazonであればサクラを使ったレビューも多くみかけますよね。
ですので、自分の目でしっかりと見て、自身の使用環境に近いリアリティのあるレビュアーさんを探すのが一番。
また、アフィリエイトブログも同様。自分のことは棚に上げますが、執筆している人がいかに詳しく、いかに使い倒しているかは非常に重要です。
例えばサプリメントや化粧品、美容器具などを検索すると、広告収入目的の非常に胡散臭いブログばかりが上がってきますので要検討を。
まとめ
- 買い物と投資は同じ。対価に見合ったものであるかを良く考える。
- 長年使用するものは使用コストも含めた試算を。
- リセール価格を予想し、実質の使用価格を知る。
- セール価格でも不要な物を買うのは「損失」。焦らずに必要かどうかを考える。
- 表向きだけのレビューに踊らされない。内側の使用例までしっかりと目を通す。
こんなところでしょうか。
僕は日本社会の為にも買い物推進派です。でもやはり無駄な買い物はしたくない。
お金を払うからこそ一瞬の満足感ではなく、長い目で満足できる「良い物」が欲しい。
安さに誤魔化された衝動買いへの誘惑を躱し、できる限りのロスを抑えて、必要な物にしっかりとお金を使うことが生活の充実にもつながると思います。
この心がけで僕は、普段から沢山の買い物をしているにも関わらず、物に溢れかえった生活もお金に困った生活もしていません。
(稼ぎが多いと言っているわけではありませんよ。)
初期投資が高くとも、日々のランニングコストは落ち着いていますし、不要と思ったものはすぐに現金化しています。
これによってロスを極限まで減らし、別の何かにお金を使うことができるんです。
この記事を参考に、皆さまに少しでも良い買い物ライフが訪れることを願っています。