バリスタ監修の電気ケトルVitantonio ACTYで送るコーヒーライフ。
こんにちは。
流木(@ryuwboku)です。
今月も物欲のありのままにホイホイと買い物をしまくっていたところ、
商品撮影用のカメラレンズが落下破損し、予定外の出費にうろたえております。
こんなことならもうちょっと大人しくしておけばよかった。
思い悩んでも後戻りはできないので、ホイホイと買ったものの一つ、
電気ドリップケトルがすごく良かったのでご紹介させて頂きます。
僕は毎朝コーヒーをハンドドリップで淹れるのですが、今まではティファールのケトルで湯を沸かし、ドリップポットに移し替えて湯温を下げてからコーヒーを淹れるというのがルーティンでした。
ドリップケトルにしてしまえばこの作業もしなくて良い。洗い物も減る。毎日となるとこの差は大きいかも。
「なんか新しいケトルほしいなぁ。」というフワっとした気持ちで物欲スイッチON。
数時間調べ上げポチっとBUYしたのが、
Vitantonio(ビタントニオ)というメーカーの電気ドリップケトル「 ACTY」です。
買ってよかったVitantonio ACTY
Vintantonio(ビタントニオ)とは。
ビタントニオという名前に聞きなれない方も多いかと思います。僕もこのケトルに辿り着くまで知りませんでした。
このビタントニオは日本のお洒落キッチン家電メーカー。
ワッフルメーカーとかミキサーとかトースターやポップコーンメーカーまで、家電界のサブカル的なものたちをすっごいお洒落なスタイルでプロダクトしているメーカー。
最近ちょこちょこ名前を聞くようになったバルミューダみたいな感じです。
Vitantonio ACTYを選んだ理由。
まず、僕が電気ケトルに求めた条件はひたすらなお洒落さ。
お洒落なドリップケトルの筆頭となるのはやはりバルミューダさんです。
ただ、このバルミューダさんお洒落なんだけど、12000円という値段のわりに評判がよろしくない。
塗装が甘いとかすぐ剥げるだとか容量が少ないってネガティブレビューが多いこと。
バルミューダ 電気ケトル BALMUDA The Pot K02A-BK(ブラック)
で、次に候補になったのがコーヒー好きの定番ハリオ。
プロ御用達のドリップポットをそのまま電気ケトルにしたモデルがありました。しかも温度調節機能付き。
これは良い。と思ったのですが、これもレビューがイマイチ。温度調節後の温度を測ると5℃くらいの差があるとか。5℃ってコーヒー好きにしてみたら見逃せない差。
14000円と博打の打てる値段でもないし、これも除外。
ハリオ V60 温度調整付き パワーケトル ヴォーノ EVKT-80HSV
その後はYAMAZENの電気ケトル。温度調整付きで5000円台というクレイジープライス。レビューも良い。
が、なーんか格好が求めていたのと違う。電子文字盤の日本語表記も好きになれない。
幅広い年齢層に向けて、中途半端なデザインになってしまうのが古くからの国産メーカーの決まりごとです。もうちょっと振り切ってくれないと。
山善 電気ケトル 0.8L おしゃれ (温度設定機能/保温機能/空焚き防止機能) YKG-C800-E(B)
最後に目に入ったのがこのビタントニオのACTYでした。
”トップバリスタ監修の温調ドリップケトル”
そんなにハードルあげて大丈夫なの?メーカーも聞いたことないし、レビュー点は良いけど少ないし、不安しかない。
しかし調べてみると、このトップバリスタというのが、あのブルーボトルコーヒーが日本に進出、1号店オープンの際に初代リードバリスタを務めた向山 岳さん。実力もネームバリューもすごい。これだけで買っちゃいそう。
いくつかのレビューブログを読むと、コーヒー好き達からの評判は素晴らしい。機能も申し分ない。値段もバルミューダと大差無し。
ビタントニオ アクティ Vitantonio ACTY 温調ドリップケトル [VEK-10-K]
ということで、これに決めました。
Vitantonio ACTYの素晴らしき点
あえて見せたいくらいのお洒落さ。
まずは形から。全く妥協のできなかったところ。
マットなブラックにウッドハンドル。まさにブルックリンのカフェスタイルのような洗練されたデザイン。
実物を見ても完璧でした。
少しでも自宅の生活感を減らしたいタイプなので、家電のデザインにもかなり気を使っています。
今まで使っていたティファールの電気ケトルもなるべく目立たないステンレスモデルをチョイスしていたのですが、それでもやはり家電感は出てしまう。
このACTYは、キッチンに置いてあってもすごくお洒落。キッチンの見た目を壊すどころか、あえて人に見せたいくらいのデザインです。
温調機能で絶品のコーヒーを淹れられる。
コーヒーをドリップするのに適した温度が、一般的に90℃前後と言われていますが、僕はさらりと飲みやすいコーヒーが好きなのでもう少し低い85℃を目安にしています。
この85℃を目指す為に、3回ほどケトルとドリップポットでお湯を移し替えて湯温を下げていましたが、こんな手間ももう不要。
きっかり85℃で淹れたコーヒーは、スッキリしているのに深みがあって口当たりも柔らかい。冷めても渋みは出ず、変わらずに美味しい。
口の中に残りすぎず、本当に飲みやすいコーヒーが淹れられました。
友人が数人遊びに来る機会があったので振舞ってみたのですが、お金を払えるくらい美味しいと大絶賛。コーヒーが苦手な友人に飲ませてみたところ、これなら美味しく飲めるとも。
コーヒーを淹れてきた中で一番嬉しく感じられた1日でした。
豆は普通にスーパーに売っているKEY COFFEEのブレンドなのにびっくりなものです。
また、取扱説明書にはコーヒーやお茶などの適正温度や、苦味や渋み、酸味といったものへ対処する温度の調節まで書いてあります。至れり尽くせりですね。
温度表示。ぐんぐん温度が上がっているのがわかります。
今まででトップクラスの注ぎやすさ。
ドリップポットなので当たり前と言ってもらっては困ります。
先端がとても細く、文字通り「お湯を落とす」ように注げます。
柄についたくぼみが持ちやすく重量も程良い。バランスが保ちやすいので、細いお湯を安定して注いでいけます。
今までぼちぼち良い値段のドリップポットを3度ほど買い換えてきましたが、トップクラスの注ぎやすさ。
流石、トップバリスタ監修。
また、蓋に蒸気口があるので、開けた瞬間に急な蒸気で火傷するおそれも無し。
はめ込むタイプなので、ドリップ中に蓋が外れる心配もありません。
もう片方の手で蓋を抑える必要もないので、今日なんかは右手で楽々とドリップしながら、左手で電話してました。
蓋とハンドル。このハンドルのくぼみが、バランスを保ってくれます。
時には非常に役立つバリスタモード。
このドリップケトルにはバリスタモードという機能があります。
バリスタのように何杯も続けてコーヒーを淹れなければならない時に、設定温度で保温を続けたり、水を足して台座に載せるだけで自動で設定温度のお湯を沸かしてくれるというもの。
日常で使うことはあまりありませんが、友人が遊びに来た時や家族が集まったときにはとても便利です。
うちのコーヒーサーバーには3杯までの目盛りしかついていない為、3杯ごとが区切りなのですが、5人の友人に対してもスムーズにドリップすることが出来ました。
バリスタモードでなくてもケトルを持ち上げなければ30分の自動保温機能が働くので、お湯が湧いたからといって急いで駆け寄る必要もありません。
イマイチな点
ブザーの音量が大きい。
電源ONから沸き上がり、終了までブザーが教えてくれるのですが、この音がビーッビーッという大きなビープ音。
僕は湯沸かし中にデスクでパソコン触ったりするので、わかりやすくて気に入っているのですが、エラー音みたいな音ですので苦手な人は苦手かも。
一応、音量OFFにも出来ますので、消しちゃってもいいかもしれません。
もうちょっと良い音はなかったのかと思いましたが、それこそデジタルアラームやオールゴールのようなメロディだと、ブルックリンスタイルには似つかわしくないので良かったのかも。
ここまで考えて採用しているのなら本当に深い。すごい。
水量目盛りが見づらい。
800mlがMAX容量となっていますが、この目盛りが内側にあります。
お洒落ポットはどれもそうなので仕方ないですが、外側から水量が見えるティファールと比べるとやはり見づらいです。
まぁ、目盛りがないものも多いので、あるだけいいとしましょう。窓なんてつけられたら台無しですから。
まとめ
使い勝手良し、インテリアにも良し、痒いところに手の届く機能。
とても良い買い物をしました。
最近ではバルミューダさんを始めに、お洒落なケトルもかなり増えてきましたが、本当におすすめ。
相場的には少し高いですが、長く使うものなので贅沢しちゃっていいと思います。
みなさまにも素敵なコーヒーライフが訪れますように。
ビタントニオ アクティ Vitantonio ACTY 温調ドリップケトル [VEK-10-K]
- 出版社/メーカー: 株式会社mhエンタープライズ
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