【洗浄ミニマリスト】男性だからこそ、湯シャンのすすめ【メリット・デメリット】やり方やワックス、頭皮改善
こんにちは。
流木(@ryuwboku)です。
みなさん、湯シャンってご存知ですか?
シャンプーを使わずにお湯だけで頭を洗う。一見不潔にも感じられるあれです。
実は僕、洗浄ミニマリストなんです。(ミニマリストと言えば良いと思ってる)
頭、身体、顔を洗うのに水以外の一切を使いません。
そんな江戸時代みたいな生活をしている理由は少し後で。
湯シャンで検索するとメリット、デメリットの賛否両論が展開されております。
湯シャンを始めてかれこれ3年半ですが僕は結構なメリットを感じていますので、
決して誰しもに合う方法だとは思いませんが、今日は僕もこの記事にて賛成の一票を投じてみたいと思います。
そもそも湯シャンとは?
湯シャンとはお風呂でシャンプーや石鹸を使わず、お湯だけで頭を洗うこと。
人間の頭皮は乾燥やダメージを防ぐ為のバリアー的な役割で皮脂というものを分泌するのですが、シャンプーを使うとこのバリアーをごっそりと落としてしまうです。落とされた皮脂は同胞たちが消えてしまった分だけ全力でサポートするというメカニズムをもっています。
つまり、シャンプーをすればするほど、頭皮の皮脂たちは「おい!盾役また持ってかれたぞ!もっと頭数増やせ!」というふうに次第に過剰分泌されるのです。
で、この分泌を最小限にしようというのが湯シャン。
お湯による最低限の洗浄力で過剰な皮脂の分泌を防ぎ、そこで余った栄養を毛髪など他の部位に回してもらうというもの。
湯シャンを始めたきっかけ
学生時代に「一般的な市販シャンプーの大半は頭皮に悪い!」という情報に踊らされた結果、シャンプー.comなるものを使用して成分を調べ上げ、シャンプーとトリートメント合わせて12000円程度の物を使用していました。
女子より意識高い系の男子です。
そんな生活を6年ばかり続けましたが、定期的なこの額の出費は正直キツイ。
ここでふと思いつく。
昔はシャンプーなんてもの無かったんだよなぁ。
今、当たり前のようにシャンプーを使うのは、時代が生み出した洗脳じゃないのか?
美容業界の策略ではないのか!?
国家がらみの陰謀ではないのかぁああ!!!(大袈裟)
僕は乾燥肌なので洗顔料やボディーソープは元々使わないようにしていたということもあり、頭もお湯だけでやったらどうなの?と思ったのがきっかけでした。
とりあえず調べて見ると、賛否両論の嵐!
タモリさんや福山雅治さんもやってるとか、お湯だけで8割の汚れは落ちるとか、ハゲ改善だとか、髪が良くまとまるとか、臭いとか、気持ち悪いとか。
もうこの時点で僕の好奇心はムラムラです。1週間そこらでハゲるなら、俺の毛根はそれまでの運命だったのだと頭皮にスパルタ教育を施し、この夜からやってみることに。
湯シャンのやり方
前述した通り、お湯で頭を洗うだけなんですが、方法も色々あるようです。
僕の場合だと
- お湯は37℃くらいで使用。(40℃のお湯では皮脂が落ちすぎてしまうそう。)
- 指の腹でしっかりと頭皮を揉みながら洗う。
- 入浴前に木製のブラシでブラッシングし、予めある程度の汚れを落としておく。(木製に拘る必要はないですが、静電気の出ないものがおすすめです。)
気にしているのはこれくらいです。
やってみた感想
もう、いかんせん気持ち悪い。
しかしネット上には皮脂の分泌量が抑えられるまで1〜3週間かかるとの口コミが。
このベタつきは「クエン酸リンス」なるもので緩和できると書いてあったので、掃除用に蓄えてあったクエン酸を引っ張り出し挑戦。
あら、すっきり〜〜〜って驚くほどの成果をもたらしたので、続行。
1週間ほどでベタつきも気にならなくなり、万事解決。
いつ間にか違和感のない生活スタイルになっていました。
湯シャンのメリット
一日お風呂をサボっても髪がベタつかない。
これは初めてから3ヵ月を経過したくらいで気付いたことなのですが、1日お風呂をサボったくらいでは髪がベタつかなくなりました。
フケや痒みがでなくなった
頭皮が乾燥しなくなったのか、フケは本当に出なくなりました。
また、シャンプーによっては洗髪後に痒みがでていたのですが、そういうのもなくなりました。
髪にハリツヤとまとまりが出た。
昔から細く柔らかい猫っ毛に悩まされてきたのですが、しっかりとしたコシのある髪になりました。
若い頃に散々痛めつけたダメージなんてのも最近はほとんど気になりません。
ハリツヤまとまりなんて女子みたいなこと言いますが、髪のセットは随分としやすくなりました。
薄毛対策や改善につながる?
この辺りは曖昧ですが、皮脂分泌を減らすことにより髪の毛本体に栄養がいく分、改善もあり得えない話ではないと思います。
ただ、僕自身はまだ悩まされていないので、未検証です。ごめんなさい。
洗剤に対するコストがかからない。
使いませんからね。お財布にも環境にもエコです。環境は後付けですが。
お風呂場がシンプルに。
洗剤を置かないので生活感はまるでありません。石鹸カスが出ることもないので掃除も楽ですね。
一応収納棚には、来客用に当たり障りのないシャンプー等を常備してあります。
マッサージを兼ねた洗髪方法が身につく
こすりすぎてダメージを与えるようでは元も子もないので、指の腹を使って揉むように洗う方法が身につきます。
マッサージも兼ねられるので、頭の凝りもほぐれますよ。
湯シャンのデメリット
最初の一週間ほどはマジで気持ち悪い。
どれだけ洗っても髪からベタベタとした感触が取れません。
人間の体質改善には3週間ほどの期間が必要だそうなので、我慢です。
クエン酸リンスで乗り越えましょう。
仕事もあるし耐えられないという方には、シャンプーの量を少しずつ減らしていくという方法もあるそうですよ。
たまにニキビができる。
僕の場合は首の辺りに出来るのですが、洗いきれていないサインだと解釈しています。
たまにシャンプーするとフケが出る
例えば美容院でシャンプーされたりすると、普段の皮脂分泌量が少ないせいか乾燥してしまいフケが出ることも。こういうときは1日だけ洗髪をサボるようにしています。
髪の伸びるスピードが上がり、散髪頻度がちょっぴり上がった。
良くマッサージしながら洗うからでしょうか?分泌量が減り、栄養の行き場が変わったからかはわかりませんが、確実に髪が早く伸びるようになりました。
人に引かれる
基本的に言わないようにしていますが、9割の人は引きます。ただ、今は色々なライフスタイルが充満する世の中なので、理由を述べれば理解はしてもらえます。
整髪料が限られる
整髪料は水溶性のジェルやグリースといった水だけで落とせるものを使用しています。ワックス類だと油分が強いのでどうしても落としきれません。
以下におすすめの整髪料をご紹介しています。
流木使用の品
静電気の出ない木製ブラシ。
毛先が丸く、クッション性も高いのでマッサージ効果も高くコスパも◯
掃除にも使いますので、大きめの物を購入し密閉容器に分けて保管しています。
整髪料はこれ一択。仲良しの美容師さんが教えてくれた水だけで落ちる整髪料。
Noによって硬さが違い、No.11、No.21、No.31をその日によって使い分けています。
まとめ
とりあえず、僕に至っては禿げるといったデメリットも無く、髪の状態は確実に良くなったので続けてきて良かったと思っています。
親しい人(嫌がる友人とかに無理やり)に臭いも嗅いでもらいましたが、くさいということもないよう。
シャンプー代を払うことも、購入時に悩むこともなくなったので、少し心に余裕ができたことや、念入りにもみ洗いすることによってシャワータイムのリラックス感が増幅。
今まで億劫だったお風呂が、楽しみな時間になりました。(酔っ払っているときは流石に面倒臭いですが。)
やはり髪の毛のことですので女性の口コミが多いようですが、皮脂分泌の多い男性だからこそチャレンジして頂きたい湯シャン。
頭皮に悩みを抱えている方、将来の薄毛が心配な方にはぜひ検討してもらいたいです。
気になる点があればお応えさせていただきますので、お気軽にどうぞ〜。