Nagaregeek - 物欲の化身

『Gadget, Fashion & Life style』をメインに買ってよかったものを紹介します!

BeatsXとCOMPLYイヤーチップで最強のワイヤレスイヤフォンが完成。

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こんにちは。

 

物欲の化身、流木(@ryuwboku)です。

 

 

イヤホンはワイヤレスが当たり前になったこのご時世。

Beats by Dr.Dreのワイヤレスイヤホン「Beats X」を使い始めて1年ほどが経ちます。

それまではBeatsシリーズの最高峰「Beats Pro」の音質に酔いしれていた為、有線ではなく無線のイヤホンには抵抗がありましたが、時代の進化とBeatsを信じて思い切ってポチっ。

購入当時の印象は「beatsでもワイヤレスにするとこの程度の音質か」という決して良くはない評価を下していました。

 

学生の頃は音響機器にハマり、多くのイヤホンやヘッドホン、ポータブルデバイスやポータブルアンプを使用していましたが、歳を重ねると共に音質<利便性へと価値観の変わったこの頃。

決して良いとは思えない音質でも、便利だからいいかという理由で使い続けていました。

そして先日、急に「久しぶりに良い音質で音楽が聴きたいなぁ。」と突発的な欲求が発症したのです。

 

SENNHEISER社の名作イヤホン「IE 8」や「IE 80」を使用していた頃には当たり前だった「イヤーチップの交換」という音質を求めるには不可欠な要素を思い出し、イヤーチップ変えればいい音鳴るんじゃね?とググってみたところ、評判は良好な模様。

 

ネット上のレビューも良く、今回選んだのがイヤーチップメーカーの大御所COMPLY社の「Ts-500」。

Amazonですと1ペアで734円という安さ。失敗しても痛くない。早速購入です。

 

 

BeatsXの実力を引き出すCOMPLYのイヤーチップ

 

 

その場で演奏しているかのような音場の広がりと音質向上

結論から言うと、BeatsXが素晴らしいイヤホンに変わりました

他のレビューでもあったように、今まで聞こえていなかった音が聞こえるようになる

 

これ、イヤホンやヘッドホンでは当たり前のことなんですが、向上のしかたが本当にすごい。

IE 8やIE 80でイヤーチップをコロコロ変えていた頃とレベルの違う変わりよう。

学生時代に音楽再生機器をiPod touchからデジタルアンプ搭載のウォークマンやハイレゾ音源対応のデバイスに変えた時くらいの感動がありました。

Apple Musicのストリーミング再生でこれなのだから本当にすごい。

そして、付属イヤーチップの残念さよ・・・

 

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アジアンフィットのTs-500。当たり障りのない形です。

 

 

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手で潰すとクニュっと縮み、ゆっくりと元の形状に戻っていきます。

これにより、個人差のある耳の形でも自在にフィットするわけです。

 

伸縮の無いシリコン素材ではどうしても隙間が出来て音が逃げてしまいますが、低反発のスポンジのような材質なので各々の形状に変化して、音場を広げ音漏れまで防いでくれます。

使い捨ての耳栓と同じ原理ですね。

 

音場の広がり方をわかりやすく言うと、

目を閉じると、その場で演奏されているように錯覚するほど臨場感があります

 

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サイズの比較です。

 

左がBeatsX、右がCOMPLY。

COMPLYの方が少しだけ大きいようですね。

 

BeatsX付属品では一番大きなLサイズのものを使用していた為、COMPLYでもLサイズを購入しました。

少しだけ大きいですが、耳の形にフィットする為、窮屈だとかそういった感じは全くありません。

普段お使いのイヤーピースと同じサイズで購入しちゃって良いと思います。

 

Ts-500はアジアンフィットモデルとなっており、その他ではT-500という台形の形をした海外向けのもの、Tsx-500、Tx-500といった耳垢ガード付きのものもあります。

日本人の耳の形状が結構特殊らしく、特に理由がなければTs-500でいいかと思います。

 

また3ペア入ったモデルもありますが、最初は1ペアでサイズを確かめることをおすすめします。

 

 

やはりBeatsは裏切らなかった。

Beatsらしく、豊かな低音域を鳴らしながらも、決して曇らないバランスの取れた中高音。ワイヤレスでこの臨場感は素晴らしい。

付属のイヤーチップが合っていなかっただけで、音響機器としての能力は申し分無し。

 

ブラックミュージックやジャズ、UKロック、北欧ポップス、アフリカンミュージックなど幅広いジャンルを聴いていますが、どれも心地よい。

特に、伸びのあるヴォーカル、躍動感のあるピアノや弾けるようなドラム、北欧やアフリカンで使われる多種の楽器たちの音は、顔がニヤついてしまうほど美しく描写してくれます。

 

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おそらく、BeatsXの音質へのネガティブレビューは残念な付属イヤーチップに依存しているのでしょう。

そりゃ高級な有線イヤホンやヘッドホンと比較するとまだ差はありますが、そこはまた違う土俵ということで。

手軽に高品質な音楽を楽しむにはベストです。

個人的にはIE 8やIE 80との差はそれほど大きくない。むしろ楽器によってはBeatsの方が良く鳴らす。

流石にBeats Proには叶いませんが。

 

 

 

音質ならAirPodsよりも断然BeatsX

現在では多くのメーカーが参入しているワイヤレスイヤホンの中ですが、iPhoneとの利用で最も比較されやすいのがAirPods VS BeatsXでしょう。

 

個人的な評価でしかありませんが、やはり音質を取るならBeatsXです。

そもそもAirPodsのスカスカなフィット感と比べると、密閉に近いカナル型イヤホンに軍配が上がるのは必至ですが。耳からうどんも生えませんし。

そして残念なイヤーチップを交換した時にはBeatsならではの素晴らしい音を鳴らしてくれます。

 

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ワイヤレスイヤホンの音質に物足りなさを感じている方は、ぜひBeatsX+COMPLYのイヤーチップにトライしてみて下さい。

 

移動中の音楽鑑賞が素晴らしく豊かな時間になること間違い無しです。